プラザ合意という声明
投稿日:2011/10/13/投稿者:ミネストローネ
アメリカでプラザ合意がある以上、ドルの価値が極端に下がったとしても是正される
プラザ合意とは1985年9月に出した声明です。
先進5か国財務相・中央銀行総裁会議(G5。
86年以降はG7と呼ばれています。
)によって当時のドル高を是正するため、為替
(かわせ)市場に協調介入するという合意。
つまり、為替相場は投資家達の売り買いだけではなく、大幅な変動に通貨当局がその変動を是正するためになんらかの処置をとりますよという声明です。
このプラザ合意についての投資家の考え方はさまざま。
「じゃあいざという時は国家規模で為替レートを修正してくれるのでロスカットされない額で取引をしていれば絶対に損はしない」
とプラス思考で考える投資家もいれば、
「国が介入するというのは自由取引の理念を壊すことで、許されるべきではない。
この声明は一部のお金持ちの投資家を救うだけの声明で、すべての投資家を救う策
ではない。
やはり最終的に金があるところに金が集まるシステムだ」と非難する投資家もいます。
どちらの意見が正しいかどうかは別にして、FXをするにあたり注意すべきなのは「じゃあど
の段階で政治が介入してくるのか」ということ。
これまでは世情のニュースを見て投資家の気運を読むだけだったのが、「これだけ円高が進めば、そろそろ政府も介入してくるだろう」と国家間の動きを先
読みする必要もでてくるのです。
デイトレーダーなのでその日のチャートだけ見てれば問題ない。
そんなことを考える投資家もいるでしょうが、政府が介入を発表すれば一気にチャートの
流れが変わる可能性があり、そうなってくるとテクニカル解析なんかはあまり期待できません。
その辺の流れに乗り遅れないためにも日々のニュースは見ておかなくてはならないでしょう。
た
だ、冒頭に書いたとおり「極端なチャートの変化が起った時は国家が是正する」と考えれば、ロスカットされない額を投資し、その取引で含み損がでてもずっと放置しておくという手もあります。
常に世界
の中心はアメリカでプラザ合意がある以上、ドルの価値が極端に下がったとしても是正される。
そう考えると、急激に円高になったとしてもそれは一時的で、長い目で見ればやがては元に戻るだろう。
そう考えるのがいいかも知れません。
逆に円安になった時は、再び円高になるかは未知です。
アメリカが危機的状況になればドルが下がりますが、それは長い目でみれば一時的な
事故という感じであることを理解しておくことが大切なのです。
短期的に利益をあげたいならデイトレードでも良いですけど、どっちつかずの取引がFXでは失敗することが多いです。長期で保有しておくつもりなのか短期的に約定していきたいのかはあらかじめ決めてから取引するのが定石のようです。